最終更新日 2016.11.1

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アライアンス オンライン バックナンバー


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                ★★★BMCAアライアンスオンライン★★★
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          BMCAアライアンスオンライン(第192号)11/1発行
          
          MC恋塚です。11月になり、急に寒くなりました。まあ、11月ですからね。
          ブライダル繁忙期の11月です。体調整えて臨みましょう。
          
          再度の案内ですが、12/6(火曜)のBMCA大忘年会(東京開催)
          開催案内のページ作りました。参加申込みはお早めに!
           http://www.bmca.jp/new/20161206.html
          
          1/27(金)第一回BMCA沖縄ミーティング(那覇開催)は、是非全国から
          申込み頂いております。こちらも早めにお申込みください。
          飛行機は手配できても、ホテルが混んでいるようです。
          http://www.bmca.jp/new/20170127.html
          
          ******************** もくじ *****************************
          1.お色直しの由来
          2.2回色直しをする場合のMCの口上
          3.婿入りの場合、新郎は色直しをするのか?
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           ■ 1.お色直しの由来  ■
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          前回のアライアンスオンラインで記載した、色直しとイメージチェンジについて。
          大反響で、個別に関連する質問も寄せられました。解説します。
          
          色直しの由来
          アジアでは、何日も掛けて行われる結婚式の場合には、花嫁が衣装を着替える
          文化はあります。
          
          が、欧米を中心とする、キリスト教圏では、色直し自体そのような文化はありません。
          
          日本の色直しの由来は、奈良時代からのこと、花嫁は挙式日を含め三日間
          は白無垢を着用、四日目以降は夫婦として床入れ(夜の営み)を済ませた
          意味合いで、新しい家風(色)に染まるということから、色の着いた着物を着用
          したということです。
          
          明治以降は、「お着替え」という意味合いが強くなり、披露宴の中で30分で
          クイックに着替えを済ませる(=色直しをする)となりました。
          
          こんな事から、本来は、色直しと言ったら、花嫁が、一回だけ行うものと言う
          ことになります。
          
          昭和の30年代〜40年代の結婚式場では、花嫁だけが着替え(色直し)を
          するのが一般的でした(新郎着替えず)。
          
          
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           ■ 2.2回色直しをする場合のMCの口上   ■
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          色直しが2回ある場合、2回目の中座時に司会者は、「色直し中座です」と
          言うかどうかですが、正解はありません。このように考えましょう。
          
          古来の、3日〜4日掛けて行われた結婚式での中座のお色直しと、現代の、
          披露宴最中のクイック着替えファッションショーでは、「色直し」の意味合いが
          随分異なります。現代では、家風に染まるためではなく、お着替え披露を称
          して色直しと言っています。
          
          日本本来の色直しの由来を知った上で、「改めて、お色直しです。」と言う分
          には問題ないでしょう。親戚の酔っ払ったオヤジが司会者に「色直しの本当の
          意味知ってるのか!」なんて駆け寄ってきても、冷静に、
          
          「本来のお色直しであれば、1回のみなのでしょうが、現代では意味合いも
          変わってきてますね。アナウンスでは”色直し”と言っています」
          
          と返答すれば、問題はないでしょう。
          
          要は、司会者が、知っていて、そうしているのか、知らずにそうしているの
          かの違いです。
          
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           ■ 3.婿入りの場合、新郎は色直しをするのか?   ■
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          厳密に言えば新郎が新婦の家の家風に染まると言う意味合いにはなりますが、
          これまでの日本の歴史では、男性が色直しをしたなんて言う記録はないようです。
          新郎の正装は白でもないですしね。
          
          ここ30年ぐらいで男性も着替えるようになりましたが、
          「色直し」は、花嫁が新たな色に染まると言う言葉です。
          男性が着替える場合は、色直しではなく「お召し替え」と言う言い方になります。
          
          
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